銀行のカードローン審査に通過するためには?審査を徹底解説します!

銀行カードローンは資本力が高いため信頼度が高く、消費者金融や信販会社のカードローンと比較すると金利が低く利用限度額が高く設定されています。

しかし、銀行カードローンは敷居が高く審査が厳格でなかなか審査が通らないのでは?という先入観を持っている人は多いかもしれません。

果たして本当に銀行のカードローンの審査は厳しいのか、さらには銀行カードローンの審査に通るための方法や、審査に通らなった場合の対処法を紹介します。

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銀行カードローンの審査の流れとは?

銀行カードローンの審査の流れは大抵のカードローンと同様です。

WEBや電話、郵送で申し込み、必要書類を提出し、審査が行われます。審査結果がOKであれば専用のカードが発行され借り入れが可能になります。

銀行カードローンの審査期間は?

銀行カードローンの審査の流れは他のカードローンと同様ですが、最大の相違点は審査期間です。

銀行カードローンの審査期間は大抵7日~10日で、どんなに最短でも審査が完了するのは翌々日以降です。大手消費者金融のように申し込んだその日に借り入れができる、ということはできません。

銀行カードローンの審査にはなぜ時間がかかるの?

銀行カードローンの審査期間が長いのはなぜでしょうか。理由は2点です。まず、銀行カードローンは申し込みがあると警察庁のデータベースに照会することが義務付けられており、結果が出るのに丸一日以上の時間を必要とするからです。

もう一つの理由は審査プロセスです。銀行カードローンはまず保証会社が審査を行い、その後銀行が審査を行います。消費者金融と比較すると審査プロセスが多いため審査のスピードに影響します。

銀行カードローンの審査で必要な書類とは?

銀行カードローンの審査で必要な書類は2種類で、本人を確認できる書類と収入を証明できる書類です。

本人を確認できる書類とは、運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、健康保険証、住基カード、住民票などです。住民票や健康保険証など写真がない書類しか用意できない、という場合は複数用意したほうがよいでしょう。本人確認がスムーズに行えるからです。

収入を証明できる書類は、源泉徴収票、確定申告書、所得証明書、住民税決定通知書、給与明細書などです。給与明細書は数カ月分あれば信頼性が高くなるでしょう。

銀行の口座を持っていないといけないの?

銀行カードローンは、以前はその銀行の口座を持っていないと利用できませんでした。しかし現在、銀行によってはその銀行の口座を持っていなくても申し込みが可能です。

その銀行の口座を所有し、すでに取引や契約の実績があったほうが審査には有利になるので、口座を持っていたほうがよいかもしれません。

銀行カードローンは総量規制の対象外?

貸金業法では貸金業者に対して総量規制の観点で年収の1/3以上の貸し付けを禁じています。

貸金業者は消費者金融、ノンバンク、信販会社が対象で銀行や信用組合、信用金庫は対象外です。

しかし、銀行も自主規制を定めています。カードローンで年収の1/3以上の貸し付けを行うことはあまりありません。

限度額はどのように決定するの?

銀行カードローンの利用可能額は数百万円で中には1000万円を越えるものもあります。しかし利用限度額の上限がそのまま利用者全てに適用されるわけではありません。

利用限度額は申し込んだ人の年収額や生活環境や他社利用状況によって決定します。基本的には借入総額が年収1/3に達しない金額が限度額の上限となります。

銀行カードローンに審査は厳しいのか?

他金融業者と比較して銀行のカードローンは厳しいと言われています。果たして本当に厳しいのでしょうか?検証します。

審査が甘いカードローンはない

そもそも銀行カードローンだけではなく審査が甘いカードローンは存在しません。金融機関は貸し倒れを防がなくてはいけないので申し込んだ人の返済能力を慎重に、厳密に審査します。

参考までに、カードローンで審査が甘いとはアピールできません。貸金業法で審査の甘さをアピールすることは禁じられていますし、各カードローンの審査基準は非公開なので自社の審査が甘いとアピールできる根拠はありません。

審査の甘さをアピールしている金融業者は違法金融業者(闇金)だけですので決して利用してはいけません。

銀行カードローンの審査が厳しい理由

カードローンの審査基準は各社非公開ですが、様々なカードローンの中でなぜ銀行カードローンの審査基準は厳しいと言われているのでしょうか。その理由を説明します。

金利が安く限度額が大きいため

銀行カードローンは他のカードローンと比較すると金利が低く、さらに限度額が大きく設定されています。高い金利で低い限度額のカードローンは融資を行っても短期間の回収が可能で貸し倒れのリスクは小さくなります。

銀行カードローンのように金利が低く限度額が大きいと貸し倒れを起こした時の損害が大きくなります。リスクヘッジのため銀行カードローンは慎重に審査します。

保証会社が審査を行うため

銀行カードローンの審査は銀行と保証会社が行っています。もし債務者から借金を回収ができなくなったら、銀行ではなく保証会社が銀行に対して弁済しなければいけません。

そういったリスクがないかどうかを確認するために保証会社の審査も行われているわけです。

なお、代位弁済が行われた場合、債務者は保証会社に対し、一括で支払わなければなりません。

反社会的勢力との関係遮断のため

反社会的勢力とは、暴力団、暴力団関連企業、総会屋、半グレ集団、といったグループを指します。金融庁は金融業者に対して反社会的勢力との関係を遮断するよう強く要請しています。

銀行カードローンは申込者が反社会勢力と関係があるかどうかを確認するため、自社の審査だけではなく必ず警視庁のデータベースに照会します。銀行カードローンが他のカードローンより審査が厳しい理由のひとつです。

銀行カードローンの審査基準とは

銀行カードローンの審査では利用者のどのポイントを見ているのでしょうか。審査基準は非公開ですが、一般的に判断基準と言われているポイントを紹介します。

利用者の属性

まずは利用者の属性です。属性は多岐にわたり、あらゆる要素の組み合わせで融資の可否を判断し限度額を決定します。

年齢は30代や40代が審査に有利になり、勤務先は公務員や大手企業など、安定している業種業態の企業のほうが審査に有利です。

雇用携帯はパート・アルバイト、派遣社員よりは正社員のほうが審査に通りやすいですし、勤続年数は長いほうが長期的な収入が見込めるので返済能力が高いと判断されます。

年収額は多いほうが当然評価は上がり、家族構成(扶養家族は何人なのか、家族で働いている人はいるのか)や住居の状況(持ち家なのか、家賃はどのぐらい支払っているのか)なども判断基準になります。

信用情報の確認

信用情報とはローンやクレジットの利用状況で、これらの情報は信用情報機関に記録されています。

金融機関に融資を申し込むと金融機関は必ず信用情報機関に照会し、融資を行っても問題ないかを確認します。信用情報に問題がある人は審査通過が厳しくなります。

他社の利用状況

他社の利用状況も審査に大きく影響します。いくら年収が多い人でも既に利用しているローンやクレジットを利用状況、他社の借入状況によっては返済能力があるとは言えません。

年収の1/3が借入総額のボーダーラインですので、借入額が既にこの金額に達している、もしくは新たな貸し付けを行うとこの金額を超える、という人は審査に通りません。

カードローンの審査が通らない人とは

銀行に限らずカードローンに申し込んでも審査が通らない人、という人がいます。紹介する項目に当てはまる人は違う方法で借り入れをするか、もしくは利用できる状況になってから申し込むようにしてください。

無職の人、安定した収入のない人

無職の人や安定した収入のない人はカードローンの審査は通りません。無職の人はいくら資産を持っている人でも無担保のカードローンの審査が通うことはないでしょう。

カードローンの審査における「安定した収入のない人」とは「定期的な収入がない人」のことです。たとえ高収入の人でも収入を得るのが不定期であれば審査通過が厳しくなります。カードローンは毎月必ず返済しなければいけないからです。

転職を繰り返している人や在籍期間の短い人も「安定した収入のある人」と判断されません。

未成年

全てのカードローンの利用条件は「20歳以上」で、未成年の人はカードローンに申し込んでも門前払いになります。

これは「未成年はいつでも法的な契約を解除できる」という法律が存在するからで、金融業者が未成年とカードローンの契約を交わしてもいつでも契約を無効にされる、というリスクがあります。

その反面、20歳以上であれば、学生でもアルバイトやパートで定期的な収入がある人はカードローンの申し込みが可能です。

他社の返済を延滞している人

他社のローンやクレジットを利用している人で延滞中の人はカードローンの審査には絶対に通りません。著しく信頼度の低い人、と判断されるからです。

信用情報に傷がついている人

債務整理(任意整理、個人再生、自己破産)や長期滞納、クレジットカードの強制解約などの金融トラブルを起こし信用情報に記録されている人はその情報が削除されるまでカードローンの利用はできません。

ちなみに、トラブルを起こした金融機関の同じグループのカードローンは信用情報の記録が抹消されても借り入れすることはほぼできません。例えば、三菱UFJ銀行とアコムは同じ系列ですし、三井住友銀行とSMBCモビットも同様です。

銀行カードローンの審査を通過するには?

銀行カードローンの審査を通るために、対策や対処法を紹介します。

自身の信用情報を確認する

すでにカードローンやクレジットを利用している人は、まず自身の信用情報がどのような状況なのかを確認してください。

ローンやクレジットの利用状況はCICやJICC、KCSといった信用情報機関に記録されており正規の金融機関が情報を共有していますが、これらの情報は個人の照会も可能です。自身の信用情報を把握すれば申し込むタイミングや利用可能額などがある程度判断できます。

安定した収入を得る

先述しましたがカードローンには「安定した収入」がないと審査に通りません。

具体的には年収150万円~200万円以上、で毎月収入があることが最低条件です。また、転職して間もない人は半年以上勤務してから申し込んでください。

申し込みブラックにならない

「申し込みブラック」とは「短期間に複数のカードローンに申し込んでいる人」です。

信用情報機関にはローンやクレジットの利用状況だけではなく申し込みに関する情報も記録されます。短期間に複数のカードローンに申し込むと「お金に困っている人」「返済能力に疑問がある人」という印象を与え審査にはネガティブです。

複数のカードローンに申し込めば一社ぐらい審査が通るのでは、と考える人もいるかもしれませんが逆効果です。

他社の返済の延滞をしない

信用情報には返済の延滞も当然記録されます。たとえ数日遅れで返済したとしても滞納しがちな人は「信頼度の低い人」です。

延滞の項目には「スマートフォンの割賦金」も対象に含まれています。携帯電話料金を延滞しがちな人はご注意ください。

利用件数はできる限り減らす

利用しているローンやクレジットの件数はできる限り減らしてから申し込んでください。銀行カードローンの審査基準は「他社の利用は2社以内」と言われています。利用しているカードローンが少額であれば完済して解約してから申し込みましょう。

他社の利用件数を減らす際のポイントは完済した後に解約することです。完済しても利用可能額が残っていれば新たな借り入れが可能と判断されます。ちなみに、総量規制も借入総額ではなく「利用可能額」が年収の1/3を超えるかどうかが基準になります。

在籍確認が確実に取れるようにする

カードローンの審査では勤務先の在籍確認が必須で、いくら信用情報に問題がなくても在籍確認が確実に取れないと借り入れができません。申し込み時は在籍確認が確実にとれる連絡先を申告しましょう。

在籍確認は基本的に担当者が勤務先に電話で連絡をしますが、個人名で連絡があるのでカードローンの利用が発覚することはありません。

銀行のカードローンの審査が通らなかったときにはどうすればよいのか?

最後に、銀行カードローンに申し込んだものの審査が通らなかった、という人のために対処法や可能性のある借り入れ方法を紹介します。

消費者金融系カードローンを検討する

銀行カードローンの審査に通らなかった人は、銀行にこだわらず消費者金融系カードローンも検討してください。消費者金融系のカードローンは審査が柔軟で審査スピードの速さも強みです。ただし、審査が甘い、ということはありません。

大手消費者金融であれば24時間全国提携のATMでいつでも利用可能、初回利用者30日間無利息、といった利用者にとって利便性の高いサービスが用意されています。

信用情報が回復するまで待つ

もし以前金融トラブルを起こしている、という人であれば回復してから申し込んでください。

事故情報は長期滞納や任意整理、クレジットカードの強制解約は5年間、個人再生や自己破産で10年間記録されます。ネガティブな情報が削除された後であれば審査が通る可能性があります。

また、申し込み情報は6カ月記録されますので、申し込みブラックの人は半年以上経ってから改めて申し込んでください。

不動産担保ローンを検討する

もし自宅が持ち家、もしくは不動産を所有しているのであれば、自宅や不動産を担保にして融資を申し込んではいかがでしょうか。ただし住居や不動産を担保にして借り入れを行う場合、担保の鑑定が必要なため審査に時間がかかるのでご注意ください。

おまとめローンを検討する

すでに複数のカードローンを利用している人が返済の負担を減らすために限度額の大きい銀行カードローンで借り換えをしたい、と考えていたのであれば、用途を問わないカードローンではなくおまとめ専用ローンの検討をおすすめします。

おまとめローンは返済専用の商品ですので返済以外には使えませんが、一社にまとめることに成功すれば返済の負担は軽減されます。また、総量規制の対象外なので年収の1/3以上の借り入れも可能です。