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平松礼二  『ゴッホが写した江戸の梅(I)』(1998)より

制作担当

高 橋 圭 子
東洋大学文学部日本文学文化学科 非常勤講師

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なぜ古典を読んでみるの?

現代の日本語・日本文化・日本社会は、世界中の言語・文化・社会と同様、長い歴史の中で作られてきたものです。だから、古典を味わってみることで、日本への理解をもっと深めることができるのです。いっしょに、古典の世界をのぞいてみませんか?

最新の「百人一首」解説が読めます。気になる和歌、好きな和歌をクリックしてみましょう。
はるか遠くの美しい日本の自然の風景や、昔の人たちの気持ちが想像できるでしょう。

百人一首

「恋」のうた七首をあじわいましょう

40番 忍(しの)ぶれど 色(いろ)に出(い)でにけり わが恋(こひ)は
物(もの)や思(おも)ふと 人(ひと)の問(と)ふまで

平兼盛(たいらのかねもり)

41番 恋(こひ)すてふ 我(わ)が名(な)はまだき 立(た)ちにけり
人(ひと)知(し)れずこそ 思(おも)ひ初(そ)めしか

壬生忠見(みぶのただみ)

46番 由良(ゆら)の門(と)を 渡(わた)る舟人(ふなびと) 梶(かぢ)を絶(た)え
行方(ゆくへ)も知(し)らぬ 恋(こひ)の道(みち)かな

曾禰良忠(そねのよしただ)

53番 嘆(なげ)きつつ 一人(ひとり)寝(ぬ)る夜(よ)の 明(あ)くる間(ま)は      
いかに久(ひさ)しき ものとかは知(し)る

藤原道綱母(ふじわらのみちつなのはは)

54番 忘(わす)れじの 行(ゆ)く末(すゑ)までは 難(かた)ければ
今日(けふ)を限(かぎ)りの 命(いのち)ともがな

儀同三司母(ぎどうさんしのはは)

56番 あらざらむ この世(よ)のほかの 思(おも)ひ出(で)に
今(いま)ひとたびの 逢(あ)ふこともがな

和泉式部(いずみしきぶ)

59番  やすらはで 寝(ね)なましものを 小夜(さよ)更(ふ)けて
傾(かたぶ)くまでの 月(つき)を見(み)しかな

赤染衛門(あかぞめえもん)

「人生」のうた三首をあじわいましょう

7番 天(あま)の原(はら) ふりさけ見(み)れば 春日(かすが)なる
三笠(みかさ)の山(やま)に 出(い)でし月(つき)かも

阿倍仲麻呂(あべのなかまろ)

68番 心(こころ)にも あらでうき世(よ)に 長(なが)らへば
恋(こひ)しかるべき 夜半(よは)の月(つき)かな

三条院(さんじょういん)

93番 世(よ)の中(なか)は 常(つね)にもがもな 渚(なぎさ)こぐ
あまの小舟(をぶね)の 綱手(つなで)かなしも

源実朝(みなもとのさねとも)

「夏」のうた四首をあじわってみよう

2番 春(はる)過(す)ぎて 夏(なつ)来(き)にけらし 白妙(しろたへ)の 衣(ころも)ほすてふ 天(あま)の香具山(かぐやま)

持統天皇(じとうてんのう)

36番 夏(なつ)の夜(よ)は まだ宵(よひ)ながら 明(あ)けぬるを 雲(くも)のいづこに 月(つき)宿(やど)るらむ

清原深養父(きよはらのふかやぶ)

81番 ほととぎす 鳴(な)きつる方(かた)を 眺(なが)むれば ただ有明(ありあけ)の 月(つき)ぞ残(のこ)れる

藤原実定(ふじわらのさねさだ)

98番 風(かぜ)そよぐ ならの小川(をがは)の 夕暮(ゆふぐ)れは 禊(みそぎ)ぞ夏(なつ)の しるしなりける

藤原家隆(ふじわらのいえたか)

「冬」の歌四首をあじわってみよう(その一)

4番 田子(たご)の浦(うら)に うち出(い)でてみれば 白妙(しろたへ)の 富士(ふじ)の高嶺(たかね)に 雪(ゆき)は 降(ふ)りつつ

山部赤人(やまべのあかひと)

6番 かささぎの 渡(わた)せる橋(はし)に 置(お)く霜(しも)の 白(しろ)きを見(み)れば 夜(よ)ぞ更(ふ)けにける

大伴家持(おおとものやかもち)

28番 山里(やまざと)は 冬(ふゆ)ぞ寂(さび)しさ まさりける 人目(ひとめ)も草(くさ)も かれぬと思(おも)へば

源宗于(みなもとのむねゆき)

31番 朝(あさ)ぼらけ 有明(ありあけ)の月(つき)と 見(み)るまでに 吉野(よしの)の里(さと)に 降(ふ)れる白雪(しらゆき)

坂上是則(さかのうえのこれのり)

「秋」の歌四首をあじわってみよう(その一)

29番 心あてに 折らばや折らむ 初霜(はつしも)の 置き惑(まど)はせる 白菊(しらぎく)の花

凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)

69番 嵐(あらし)吹く 三室(みむろ)の山の もみぢ葉(ば)は 竜田(たつた)の川の 錦(にしき)なりけり

能因(のういん)法師(ほうし)

86番 嘆(なげ)けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる 我(わ)が涙(なみだ)かな

西行(さいぎょう)法師(ほうし)

「春」の歌三首をあじわってみよう(その一)

9番 花(はな)の色(いろ)は 移(うつ)りにけりな いたづらに 我(わ)が身(み)世(よ)にふる ながめせし間(ま)に

小野小町(おののこまち)

33番 久方(ひさかた)の 光(ひかり)のどけき 春(はる)の日(ひ)に 静(しづ)心(ごころ)なく 花(はな)の散(ち)るらむ

紀友則(きのとものり)

61番 いにしへの 奈良(なら)の都(みやこ)の 八重桜(やへざくら) けふ九重(ここのへ)に 匂(にほ)ひぬるかな

伊勢(いせの)大輔(たいふ)

96番 花(はな)誘(さそ)ふ 嵐(あらし)の庭(には)の 雪(ゆき)ならで ふりゆくものは 我(わ)が身(み)なりけり

藤原(ふじわらの)公(きん)経(つね)

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